★アヒルと鴨のコインロッカー
●以前に読んだ
原作本が面白かったし、先日見た「
ゴールデンスランバー」と同じ監督作品なので興味がありDVDをレンタル。
やはり
仙台が舞台(牛タンが美味しそう~)であり、伊坂氏らしい。「
本屋を襲って、広辞苑を奪わないか」という冒頭のシーンから、物語に引き込まれてしまう。
●原作を読んだ時にも思ったが、これは映画化されると思った。(既にDVDまで発売されていたようだが・・・)
過去と現在を行き来する形式だし、やはり映像化は難しかったようで、前半は少し退屈に感じた。
●
ボブ・ディランが「神様」という設定で、「
風に吹かれて」が作品中で効果的に使われていて耳に残った。「
アヒル」と「
鴨」の違いは広辞苑を調べなくても分かったが、アヒルを
漢字変換すればすぐに気づくかも(鴨?)知れない。
残るは「
コインロッカー」の意味だったが、探していてやっと見つけたラジカセと一緒に、ラストで納得させられた。
この作品のポイントは、
ブータン人と
河崎であり、これが分かってからの展開が面白くなるのかな。
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