★アヒルと鴨のコインロッカー

アラクローズ

2010年02月17日 00:00



●以前に読んだ原作本が面白かったし、先日見た「ゴールデンスランバー」と同じ監督作品なので興味がありDVDをレンタル。
 やはり仙台が舞台(牛タンが美味しそう~)であり、伊坂氏らしい。「本屋を襲って、広辞苑を奪わないか」という冒頭のシーンから、物語に引き込まれてしまう。



●原作を読んだ時にも思ったが、これは映画化されると思った。(既にDVDまで発売されていたようだが・・・)
 過去と現在を行き来する形式だし、やはり映像化は難しかったようで、前半は少し退屈に感じた。



ボブ・ディランが「神様」という設定で、「風に吹かれて」が作品中で効果的に使われていて耳に残った。「アヒル」と「」の違いは広辞苑を調べなくても分かったが、アヒルを漢字変換すればすぐに気づくかも(鴨?)知れない。
 残るは「コインロッカー」の意味だったが、探していてやっと見つけたラジカセと一緒に、ラストで納得させられた。
 この作品のポイントは、ブータン人河崎であり、これが分かってからの展開が面白くなるのかな。

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