★フィッシュストーリー
●
伊坂幸太郎さんの作品が続いた。
( と言っても、これは
映画の方。短時間で見れるのでこちらを選択 )
中村義洋監督×伊坂幸太郎原作コンビの作品は以前にも
「アヒルと鴨のコインロッカー」や
「ゴールデンスランバー」を見て面白かったので、この作品にも期待した。
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「彗星の衝突まであと5時間」という設定で始まるので、一気に物語りに引き込まれた。
( それも
2012年の話 )
●自分も絶対に
魚の話だと思った。
「Fish Story」(
ホラ話→釣り人が自分の釣った魚を大げさに言うからなのかな)らしい。
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あの女子高生は、偶然
船を降りるのを遅れたけれど、浮き輪を持って
海に飛び込まなくて良かった。
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気の弱そうな青年役(濱田岳)も中村監督作品によく出るけど、
物語のキーマンとなっていて良かった。
正義の味方になりたかったカンフー青年(?)役の(森山未來)も、適役だったと思う。
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売れないパンクバンドの曲が
「フィッシュストーリー」なんだけど、その曲の
無音部分について
後世の人達がいろいろな解釈をする。
(最後に無音にした理由が分かるんだけど、
この無音のおかげで地球滅亡の危機を救うとは思わなかった)
●予告編でもあったように確かに
「爽快なラスト」だった。
この曲の
作詞時に参考にした本のエピソードとか、
船乗っ取り犯へ立ち向かう青年の生い立ちとか、地球を救う
天才数学者の正体とか、
最後に一気に解き明かしていくラストにスカっとさせられた。
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