★フィッシュストーリー

アラクローズ

2011年02月13日 00:00



伊坂幸太郎さんの作品が続いた。
 ( と言っても、これは映画の方。短時間で見れるのでこちらを選択 )
 中村義洋監督×伊坂幸太郎原作コンビの作品は以前にも「アヒルと鴨のコインロッカー」「ゴールデンスランバー」を見て面白かったので、この作品にも期待した。

「彗星の衝突まであと5時間」という設定で始まるので、一気に物語りに引き込まれた。
 ( それも2012年の話 )
●自分も絶対に魚の話だと思った。
 「Fish Story」ホラ話→釣り人が自分の釣った魚を大げさに言うからなのかな)らしい。

あの女子高生は、偶然船を降りるのを遅れたけれど、浮き輪を持って海に飛び込まなくて良かった

気の弱そうな青年役(濱田岳)も中村監督作品によく出るけど、物語のキーマンとなっていて良かった。
 正義の味方になりたかったカンフー青年(?)役の(森山未來)も、適役だったと思う。



売れないパンクバンドの曲「フィッシュストーリー」なんだけど、その曲の無音部分について後世の人達がいろいろな解釈をする。
 (最後に無音にした理由が分かるんだけど、この無音のおかげで地球滅亡の危機を救うとは思わなかった)

●予告編でもあったように確かに「爽快なラスト」だった。
 この曲の作詞時に参考にした本のエピソードとか、船乗っ取り犯へ立ち向かう青年の生い立ちとか、地球を救う天才数学者の正体とか、最後に一気に解き明かしていくラストにスカっとさせられた。

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