2009年12月27日
★恋はデジャ・ブ

●重いテーマの作品を見た後だったので、気軽に見れそうなこの中途半端に古い作品を選択。やはり怪獣達がうるさいので、集中して見る為にパソコンでヘッドフォン鑑賞。

●タイトルの写真から普通のラブコメだろうと想像したが、何故かネット上での評判が非常に良いので気になっていた。少し自己中心的なテレビレポーターの男が主人公。田舎の祭り(2月2日)を取材しにスタッフと向かう。適当に仕事を終え、帰ろうとするが大雪の為にそこに泊まる事になる。
●翌日朝6時に目覚ましで起床すると、また同じ2月2日だった。これを何回も繰り返す日々が続いていく・・・(数十年続くと言う設定らしいが)。
●見終わった後にネット上で解説等を見ると、単なるラブコメの域を超えた、宗教的哲学的な評価(?)がされているようだ。「人間の幸福は自分の中をいくら追求しても求められるのではなく、他人の幸福によって得られる」 という事を表現しているらしい。


●最初は嫌な奴だったた主人公。同じ日が繰り返されるのをいい事に、悪行を働いたり、絶望して自殺までするが、翌日起きるとまた2月2日からやり直しの日々に考え方が変わってくる。

●町中の人を助けたり、ピアノを練習したり、本を読んだり、氷の彫刻を覚えたり(?)、変わっていく。その結果、町中の人達から感謝され、彼も幸福を感じるようになる。

●この作品は以上の事を踏まえてから、見た方が理解し易いしと思う。

目覚ましは、6時に設定したくなくなるかも知れない・・・。

Posted by アラクローズ at 00:00│Comments(0)
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