2010年01月17日
★ショーン・オブ・ザ・デッド

●久しぶりにスカッと笑える傑作(?)に出会った。ホラー映画(ゾンビ物)は、好きじゃないけど、映画好きの人にはオススメの作品だ。タイトルの写真からして、絶対にゾンビがウヨウヨ出てきて、人肉を貪る内容だろうと予想できるんだけど、何故かネット上での評判が良いので、不思議に思ってDVDをレンタルして見た。

●だらしない共同生活をしている男が、パブの「ウィンチェスター」(=銃の名前=主戦場)で恋人と口喧嘩をしているシーンから始まる。登場人物の関係や性格を短時間でテキパキと説明し、すぐに物語りに集中させる演出がうまい。冒頭の恋人との別れ話を見せられて、どこがゾンビ映画なんだと不思議に思いながらも、街の様子が次第に変わっていく。


●なかなか気がつかない主役達にイライラするが、庭に来たゾンビにさすがの鈍感コンビも異変に気づく。武器もない彼らは、コレクションのレコード版を投げつけるが、そんな場面でいちいち残すべきか悩む姿が微笑ましい。(自分が好きな「ダイアー・ストレイツ」は投げられてしまった

●ゾンビから逃げてパブにたどり着くが、そこでの戦いがおもしろい(?)。ヘッドフォンで鑑賞していたが、ゾンビに襲われて内蔵とか食いちぎられているシーンなのにゲラゲラ笑っている父親を、そばで見ていた子供は勘違いしたかも知れない・・・。

●クイーンの曲が効果的に使われていたが(さすがイギリス映画)・・・
最後の「You're My Best Friend」は、最高のブラックジョークであった。

Posted by アラクローズ at 00:00│Comments(2)
│映画の鑑賞
この記事へのコメント
はいさーい
ゾンビとコメディーですかぁ…
私もホラー系のゾンビは苦手なんですが、この作品は笑えるんですね
ブラックユーモアは割と好きなので、そんな気分の時に見てみます

ゾンビとコメディーですかぁ…
私もホラー系のゾンビは苦手なんですが、この作品は笑えるんですね

ブラックユーモアは割と好きなので、そんな気分の時に見てみます

Posted by *まーさん* at 2010年01月17日 17:39
*まーさん* さん、今晩は。
不謹慎ながら、ゲラゲラ笑ってしまいました。
この監督は、大の「ゾンビ」(ドーン・オブ・ザ・デッド)ファンのようで
そのオマージュ(尊敬・敬意?)として、この作品を撮ったようです。
「好きこそ物の上手なれ」という事なのでしょうか・・・。
不謹慎ながら、ゲラゲラ笑ってしまいました。
この監督は、大の「ゾンビ」(ドーン・オブ・ザ・デッド)ファンのようで
そのオマージュ(尊敬・敬意?)として、この作品を撮ったようです。
「好きこそ物の上手なれ」という事なのでしょうか・・・。
Posted by アラクローズ
at 2010年01月17日 18:59
