★「暗色コメディ」(連城三紀彦)

アラクローズ

2021年07月25日 08:39


●大好きな作家、伊坂幸太郎さんが復刊を熱望した作品とあったので読んでみた。
(この小説に挑戦するつもりで書いた「ラッシュライフ」の感想はこちら→https://arakuro.ti-da.net/e3657725.html

●連城三紀彦さんの作品は、過去に何冊か読んだ事があるけど、恋愛小説を装った二転三転(四転?)するミステリーとういう印象がある。
https://arakuro.ti-da.net/search.php?csrf=23d875d0dcbf7a2318177e78cfa72046c43a476a&search=%E9%80%A3%E5%9F%8E%E4%B8%89%E7%B4%80%E5%BD%A6

●この作品は、序章で四人の精神疾患者?の話が出てきて、ある精神病院を舞台に複数の事件が起こり、それが最後にどう解決するのか気になる展開。

●全く異なると思っていた登場人物達が最後に重なり、予想していた結末が最後に覆された。
 予想外のオチに本を閉じてからも、しばらく考えさせられた。

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