●初めて読む作家さんだ。映画化された作品は見たことがある。
(
https://arakuro.ti-da.net/e8623549.html)
今回も最後の1頁(1行)で予想外の結末に驚かされる内容だった。
●タイプスリップ(トリップ)物かな。10ケ月前(限定)に戻って、未来の記憶は残って再度やり直せる。
過去に戻る方法が、ヘリコプターで転送地点?まで移動するという設定を受け入れないと前に進めない。
●ベテラン(常連と呼んでいた)のタイムトリッパー?が、既に9回も経験していて10回目のリピートに9人の人たちを無造作に?選んで勧誘する。
最初は怪しいと疑っていた奴らも、地震を予知したりして信用を得て実行にする事に。
●1人は不幸にも復元地点?で交通事故に会い死んでしまう。
他のメンバも一人一人で不審死をしていく状況は、まさに「そして誰もいなくなった」のようで、先が気になって読み進めた。
●かなり後半、主催者が招いたメンバの選定理由が明かされるけど、ちょっとイラっとさせられたな。
いろいろと戻った世界でやらかした物事をチャラにしようと、再びトリップをしようとするけれど・・・。
●ハッピーエンドと思わせての・・・、なんか後味が良くないけど、記憶に残るラストにはなると思うので、それが作者の意図した終わり方なんだろう。