★「九十歳。何がめでたい」(佐藤愛子)

アラクローズ

2021年11月27日 06:00


●大学生の頃にこの方のエッセイを沢山読んだ記憶がある。
 その方もまだまだご健在で活躍されているようで、久しぶりに読んで元気をもらった。

●字が大きくて読みやすかったな。(年配の方が多く読むことを意識?)
 その中でも2回に分けて書かれたドロボーの話が面白かった。
 田舎から出てきた若い娘、病気の母親を看病している話を聞いて、佐藤さん宅に住まわす事に。

●ある日、外出したまま帰って来なくて、通帳からお金が引き出されていて・・・。
 そこで終わるかと思いきや、次に騙された方の話もあって…、

●最後に実家に戻ったドロボー娘の親から送られてきた「お金の状態」を見て、事情を察し受け取らない決断をした佐藤さんに感動した。

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