★苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」(森岡毅)

アラクローズ

2021年09月10日 06:00


●子供のことになるとついつい熱くなってしまう。伝えたいことは山のようにあるのに、上手く伝えられない。
 →確かにそうだな、他の大人の言うことは聞くのに。

●それでも何かできることはないものだろうか? 、文章ならば、伝える方も聴く方も冷静になれるだろう。
 →なるほど、そういう方法がいいかも。

●答えは一人一人が自分で出さねばならないが、自分の将来や仕事のことを考える際の「考え方」は知っておいた方が良いのは間違いない。子供たちがキャリアの判断に困ったときに役に立つ『虎の巻』をつくろうと思ったのだ。
 →という冒頭の文章を読んで、図書館からこの本を借りる事になった。

●この方の場合は、大学生の娘に対して書いたようだけど、主語を「君」としているので、息子に対する対応の参考にもなった。

●潰れないためには、最初から肩の力を抜いて、最後尾からスタートする自分を予めイメージして受け入れておく。「できない自分」ではなく「成長する自分」として、自分だけは自分自身を大いに認めてあげて欲しい。

●みんな、最初は新人だった。大丈夫、貪欲に学ぶ姿勢と、 数年に満たない時間がきっと解決する。これから就職する君にも、そしていつか転職して新たな環境に飛び込むときにも、多くの人が何とかなったように君もきっと何とかなることをよく覚えておいて欲しい。

●変わりたいときに、うまく変われるコツとは何か? それは、最初からすぐに変われないことを覚悟して、時間がかかることを織り込んで、変わる努力を継続すること。
 母親からの度重なる強い要請を受け入れて、それまで男子のプライドとして立って行っていたトイレでの小用を、座って行うべく行動変化することにした。
 →家でもよく言われるけど、なかなかできないな。

●資本主義とは、無知であることと、愚かであることに、罰金を科す社会のことである。
 よく考えれば、日本の教育システムも、大量の優秀なサラリーマン(労働者)を生産するように作られている。
 →労働者ではなく、資本家になるためには、株式投資したほうがよいというアドバイスは参考になった。
 数年前から、イデコやら、積立NISA、最近ては一般の投資信託までも始めた。
 今のところ、投資結果は好調でカミさんと長男まで始めさせた。

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