2020年10月03日

★「葉桜の季節に君を想うということ」(歌野晶午)

★「葉桜の季節に君を想うということ」(歌野晶午)●なるほど、賛否両論ある作品というのが分かった気がする。
 ラスト100頁くらいで、えっーとなって、タイトルの意味が分かるラブロマンス的な終わり方だ。😱

●『叙述トリック』(意図的に事実や描写を省き、読者を誤認させるという手法)に自分もまんまとハマってしまった。😅

●冒頭の男女のカラミのシーンから始まるし(女性の反感を買いそうな)、フィットネスクラブで体を鍛える主人公。
 プラトニックラブを求めている割には出会い系サイトで遊ぶ姿に騙された。😬

●ミステリー好きには、この騙される事が快感でもあって、また次の本へと進んでいくのかも。
 最後の章に【補遺(ほい)】(→書き漏らした事柄などを、あとから補うこと)があるけど、なんか作者の言い訳に感じてしまったな。🤨

●主人公が探偵事務所で働いていた頃、ヤクザ事務所に潜入した事が細かく書かれているけど、本筋とあんまり関係ないような気もしたな。
 最後に謎解きがあって、別のミステリーとして楽しめたけれど。🙄

●主人公の性格が前向きで(自称、何でもやってやろう屋)、困難な状況にもめげず、事件解決、恋愛成就に奮闘する姿には、自分もまだまだだと元気づけられる小説ではあった。😊



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Posted by アラクローズ at 06:00│Comments(0)本の感想
 
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プロフィール
アラクローズ
アラクローズ
●子供が三人(全員男)の父親。
 「早起き(4時半起床)、(・・・すると必然的に)早寝」がモットー。

●ダイエット目的で始めた(スロー)ジョギングも逆に体重増(食欲旺盛)になったけど、おきなわマラソンは15年連続完走。
(残念ながら、腰を痛めたせいか2年連続リタイヤ中・・・)

※「脊柱管狭窄症」と診断され、全ての運動を止めなさいと指導された。
 素直に従う事ができず、ユーチューブで対策体操の動画を見つけて、朝のストレッチに追加して続けていたら、足の痺れが良くなった。

 その成果が出たのか、タイムは悪いけど、どうにか2年連続完走できた。

●毎朝ストレッチ体操で一時は7kg減量に成功したけど、走った後のビールが美味しくてリバウンド。
 
●知人に本を読みないさいと説教されて、しぶしぶ昼休みに読み始めたら習慣となった。
 
●休みの日は、できるだけ子供のミニバスケに付き合うようにしている。
(9年間関わった後、末っ子も中学生になって卒業)

●わずかな隙を見つけては、パソコンでの映画鑑賞。子供が大きくなって手が離れたら、本格的にリビングのプロジェクターで楽しむのが夢。
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