2009年02月20日

★終末のフール(伊坂幸太郎)

★終末のフール(伊坂幸太郎)

●久しぶりに読書。以前に読んだ「ゴールデン・スランバー」が良かったので、同じ筆者の作品を選択。8年後に小惑星が直撃し、地球は滅亡するという設定。最初はパニックになり暴動や強奪が発生する。それから5年経って落ち着きを取り戻した人たちの生活を描く。場所が仙台(またか!)にあるマンション「ヒルズタウン」に暮らす住民達の短編集。短編のサブタイトルが「終末のフール」、「太陽のシール」、「籠城のビール」、「冬眠のガール」、「鋼鉄のウール」、「天体のヨール」、「演劇のオール」、「深海のボール」と韻を踏んでいて(?)、内容にも関係しておりおもしろいと思った。個人的には「演劇のオール」が好みだ。本当の家族ではないが、その役を演じている登場人物達が最後には繋がっていくストーリーが作者らしい。

●この作品は演劇にもなっているようだ。
(ヒルズタウンの外観を見てから読んだ方がいいかも)
★終末のフール(伊坂幸太郎)



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Posted by アラクローズ at 00:00│Comments(0)本の感想
 
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●子供が三人(全員男)の父親。
 「早起き(4時半起床)、(・・・すると必然的に)早寝」がモットー。

●ダイエット目的で始めた(スロー)ジョギングも逆に体重増(食欲旺盛)になったけど、おきなわマラソンは15年連続完走。
(残念ながら、腰を痛めたせいか2年連続リタイヤ中・・・)

※「脊柱管狭窄症」と診断され、全ての運動を止めなさいと指導された。
 素直に従う事ができず、ユーチューブで対策体操の動画を見つけて、朝のストレッチに追加して続けていたら、足の痺れが良くなった。

 その成果が出たのか、タイムは悪いけど、どうにか2年連続完走できた。

●毎朝ストレッチ体操で一時は7kg減量に成功したけど、走った後のビールが美味しくてリバウンド。
 
●知人に本を読みないさいと説教されて、しぶしぶ昼休みに読み始めたら習慣となった。
 
●休みの日は、できるだけ子供のミニバスケに付き合うようにしている。
(9年間関わった後、末っ子も中学生になって卒業)

●わずかな隙を見つけては、パソコンでの映画鑑賞。子供が大きくなって手が離れたら、本格的にリビングのプロジェクターで楽しむのが夢。
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