2019年03月16日

★「宝島」(真藤順丈)

★「宝島」(真藤順丈)

●直木賞受賞作。キラキラ 
 沖縄のテレビや新聞でも話題になっていて虫眼鏡、これは読まなきゃと思い分厚い本汗(500頁超え)だけど挑戦してみた。雷

●半分くらいまで、どうも読むスピードが上がらないとけい(3時)
 方言にフリガナで意味を説明してある文字も多くあって、それが気になって時間がかかる。ヒミツ
 結局最後まで読むのに苦労して、1ケ月程度かかった気がする。おすまし(併読派?の自分が珍しくこの本だけ集中して読んだのに眠っzzz

●登場人物名が、ウチナーらしい名前でもなくて、性別もイメージしにくいので!?、事前に紙にでも書いてから読み始めた方が入りやすいかも。電球

 ①戦果アギヤーの英雄僕ボクサー(オンちゃん→米軍基地に忍び込み、略奪した物品を住民に分け与える):作品の冒頭で出てくるけど、あとはほとんど登場しない!?
 ②オンちゃんの親友了解(グスク:「城」いう意味):警官(琉警)
 ③オンちゃん弟(レイ)ニコ:ヤクザもん?、テロリスト?
 ④オンちゃんの恋人(ヤマコ)シーサーメス:教師で組合活動
 ⑤謎の少年ひよこ(ウタ:アメリカ人と沖縄人のハーフ?)

 ・・・とこれぐらいの人物を覚えてから読み始めた方がスムーズに物語に入っていけるかも。GOOD

予期せぬ戦果が何だったのかが気になる展開。はてな
 基地内でウサギを飼っている理由とか物騒な話も出てきて(実話?)、危険な物を持ち出したのではないかと心配になった。びっくり!

●「コザ暴動」については聞いたことはあるけど(幼かったしよつば、浦添に住んでいたから知らなかったヒミツ)、それに至った経緯については、この本を読んで理解できたような気がする。電球
 「たっくるせ」という言葉(最近聞かなくなったな)が耳に残るラストだった。沖縄


同じカテゴリー(本の感想)の記事

Posted by アラクローズ at 05:00│Comments(2)本の感想
この記事へのコメント
ネットでだいぶ待たされて読みました。我々年代のうちなーんちゅには、あまり新鮮味は有りませんでしたが、やまとんちゅには読んで欲しいです。大宅壮一ノンフィクション賞の奥野健司?の密貿易王「ナツコ」が面白かった。いつも新鮮なニュースありがとうございます。
Posted by sukebosukebo at 2019年03月17日 09:07
sukeboさん、おはようございます。

コメント、ありがとうございます。m(_ _)m

そうですね、やまとんちゅにも読んでほしい内容でした。

「ナツコ」ですね、今度読んでみます。
Posted by アラクローズアラクローズ at 2019年03月17日 10:04
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 37人
プロフィール
アラクローズ
アラクローズ
●子供が三人(全員男)の父親。
 「早起き(4時半起床)、(・・・すると必然的に)早寝」がモットー。

●ダイエット目的で始めた(スロー)ジョギングも逆に体重増(食欲旺盛)になったけど、おきなわマラソンは15年連続完走。
(残念ながら、腰を痛めたせいか2年連続リタイヤ中・・・)

※「脊柱管狭窄症」と診断され、全ての運動を止めなさいと指導された。
 素直に従う事ができず、ユーチューブで対策体操の動画を見つけて、朝のストレッチに追加して続けていたら、足の痺れが良くなった。

 その成果が出たのか、タイムは悪いけど、どうにか2年連続完走できた。

●毎朝ストレッチ体操で一時は7kg減量に成功したけど、走った後のビールが美味しくてリバウンド。
 
●知人に本を読みないさいと説教されて、しぶしぶ昼休みに読み始めたら習慣となった。
 
●休みの日は、できるだけ子供のミニバスケに付き合うようにしている。
(9年間関わった後、末っ子も中学生になって卒業)

●わずかな隙を見つけては、パソコンでの映画鑑賞。子供が大きくなって手が離れたら、本格的にリビングのプロジェクターで楽しむのが夢。
マイアルバム