2021年07月14日
★「これも修行のうち。 実践!あらゆる悩みに「 反応しない」生活」(草薙龍瞬)

●ブログを始めたきっかけは、見た映画や読んだ本の感想を残そうと思ったからだけど、最近は食べ物記事が多くなっている。
原点に帰って、最近読んだ本(紙の書籍)の感想(気になった言葉?)を記録しておこう。
●この本は、以前に電子書籍で読んでいて(https://arakuro.ti-da.net/e11798264.html)、かなりの文字数の感想を残したけれど、本物の本でも再度読んでみた。
●まだまだ修行が足りない自分には、とても参考になる言葉が沢山あって、前回と被る部分もあるけど、記録しておこう。
※「新しい言葉」で発想を切り替える。
新しいことを身につけるには、「繰り返し」と「継続」が欠かせない。
たとえば「なんとかなる」「小さく、小さく」という言葉を、不安や慢(張り合おうとする心理)が出てくるたびに繰り返して、自分自身の口癖=考え方のクセにしてしまう。
※出てくる言葉が変われば、言葉で作られている思考も変わる。だから、考え方を変えようと思えば、使う言葉を変えること。
※心を尽くして「家事」をする。
家事や雑事も、心がけしだいで「心のクリーニング」に使える。要は「意識を感覚に向ける」という発想。これさえあれば、体を動かす作業なら、なんでもOK。
たとえば、机の片づけ、ファイルの整理、部屋の掃除機がけ、料理作り、食器洗い、お風呂洗いなど。コツはいっときに、心を尽くして、ていねいに、やること。
「作業は、心をきれいにする(磨く)もの」と考える。
“気づき゛、ながらやれば、掃除ひとつで心はピカピカになる。部屋もきれいになるし、一石二鳥。
※気づきによる心の浄化は、体の感覚に「集中する」方法以外に、「感覚の落差にあえて反応する」方法でも可能。
たとえば、夏なら、「暑いよー」とうだっていないで、むしろ小走りして「暑いで、暑いでぇ」と暑さを噛みしめ、そこからクーラーの効いたコンビニやオフィスビルに飛び込んで、「おお、涼しい。むっちゃ幸せやん……」と感動する。(これ、やってます)
※意識を、まずは人の幸せや利益を願うこと(慈しみ)と、相手の喜びや満足を感じ取ること(喜の心)に使うこと。
この二つを合わせた思いが、「お役に立てればよし」という心がけ。
これは練習しだいで、できるようになる。単純な例では「仕事の最初に口に出して言ってみる」 これだけでも、徐々に効果は出てくる。
これは、人生最強の心の使い方。
※「人生は退屈」でもかまわない
究極のところ、人生は、「何も面白いことがなくても」生きていけるものなのかもしれない。「面白さ」を自分ひとりで作り出そうとすれば、しんどいことになる。
世の中には、喜びがあふれている。人も、動物も、植物でさえも、その豊かな生命の喜びに共感・同調するだけで、自分は何もしなくても、幸せを感じられる。そういう生き方も可能。
※「なんとかなる」と言葉で念じる
「暗い妄想」に陥りがちになったら、「なんとかなる」と言葉で念じる(強く意識する)。
「なんとかなる」は、あまり根拠がなさそうに聞こえるが、そもそも「妄想に根拠はない」もの。
暗い妄想も、明るい方向性も、行動を伴わなければ、どちらも妄想。となれば、「なんとかなる」と念じて、暗い安想に呑まれないようにすることには、十分意味がある。
Posted by アラクローズ at 06:00│Comments(2)
│本の感想
この記事へのコメント
こんにちは(*^^*)
面白いタイトルの本です。
なんくるないさぁ~ 良く聞きます、前向きな言葉だとは
でも、不安が解けそうです。
言葉を変えて見るのもいいんですね、とりいれて見たい内容でした(⌒‐⌒)
面白いタイトルの本です。
なんくるないさぁ~ 良く聞きます、前向きな言葉だとは
でも、不安が解けそうです。
言葉を変えて見るのもいいんですね、とりいれて見たい内容でした(⌒‐⌒)
Posted by さくら826
at 2021年07月15日 13:16

今晩は、とても参考になった本で、2回も読みました。
仏教の考え方を、優しい言葉で解説してくれて、よい修行ができました。ʘ‿ʘ
仏教の考え方を、優しい言葉で解説してくれて、よい修行ができました。ʘ‿ʘ
Posted by アラクローズ
at 2021年07月15日 19:12
